2007年11月14日水曜日

南京出張記

11/6(火)~11/9(金)に、南京に出張してきました。
南京、と聞くと、怖いんじゃないか、日本人は石投げられたりするんじゃないか、とか思う人もいるみたいですが、全然そんなことなかったですよ。

1日目
何故か飛行機が非常に揺れました・・・。あんな自由落下の感覚は初めてです。
なんだかんだで上海についたのが、17時くらい。
取引先から迎えの女の子が来てくれてましたが、予定を聞くと「これから上海の人民広場に行って食事します。それから時間があったら上海の夜景を観に行きます。18時55分発の南京行きの電車に乗って、10時くらいには南京に着き、10時半くらいにホテルにチェックインします」だそうな・・・。

すでに17時、果たしてそう上手く行くのか?と思っていたら、案の定上手く行かず、結局上海駅に着いたのは19時過ぎでした。迎えの女の子はかなりあせってしまい、上司に電話をかけたり色々してどうにかしようとしてくれましたが、乗れなかった電車のチケットは無効なようで、困った困った。
・・・とやっていると、見知らぬオジサンがなにやら声を掛けてきて、女の子としゃべってます。どうやらうまくやると乗れるらしい、との事で、どうやったか知りませんが、とにかく次の電車には乗ることが出来ました・・・良いんでしょうか。

もちろん自由席の扱いになるようで、座るとこなんてないので、立って。
女の子と日本語と中国語の話で盛り上がり、ようやく着いたのが22時半くらい、チェックインできたのが23時くらいでした。

それから、なぜか現地のその取引先の会社に就職して南京に住み着いてしまった日本人の方(以下Oさん)に連絡を取って、ちょっと飲みにいくことに。
とは言え腹ペコなので(電車の中ではマドレーヌ二つ食いましたが・・・)、安くて旨いものを、という事と、地元的なものを、という事で、屋台へ。。。

山盛りの焼きそば5元、ビール1本3元。安い!しかも焼きそば旨い!
こうでなくては。やっぱり、ヘンに日本人向けの店に行くよりも、こういう地元民に愛されている店の方が旨いと思うのです。なんかパジャマで来てる人もいましたからね。


2日目
今日は一日仕事の日。
午前中は、そのプロジェクトの仕様説明に時間を使いました。
前の仕事でオフショアしてたときは、割と「仲間」な感じが強くて、すぐメンバーと打ち解けられて、それが「オフショア最高!中国最高!」と思うきっかけだったんですね。が、今回は、よくよく考えてみれば相手から観れば私は発注元、つまり「お客様」。いろんなところで、やっぱり以前とは感覚が違うなぁと思ってしまいました。
例えば、開発メンバーがよそよそしい。
リーダークラスの人たちは、以前から面識がありましたから、質問もツッコミもどんどんしてくれますが、メンバーの人たちはほとんどしゃべりません・・・。悲しい。あんまり気にせずどんどん話して欲しいのに。

お昼は、社員食堂でいただきました。
いやースゲエボリューム。食券をその会社の方に頂いたんですが、8元でかなり腹いっぱい食べられます。

午後も、引き続きプロジェクトの仕様説明と検討。
DBの設計にまだまだ甘い部分があり、また、画面とDBに不整合がある部分があり、と、ダメダメ感丸出しです。。。
また、発注元がグダグダやっていたため、納期が圧縮されてしまっているので、どういう進め方でやるのがいいのか、凄く考えました。

結果、以前からちょっとずつ試してはいたけど本格的にはやっていなかった、「XP(エクストリームプログラミング)」の手法を取り入れてみることにしました。
ペアプログラミング、テストファーストなどは、さすがに仕込む時間が足り無すぎて導入できませんが、細かいリリースを繰り返す、というやり方について徹底してやろう、と考えました。書類はとりあえず後で、今は動くモノを作ろう、という感じ。いや、設計をしない、という事ではなく、事前に綿密に(?)検討しています。

定時が終わったので、今日はこの会社の方々とお食事。シャンハイガニと異常に旨い肉団子をいただきました・・。
そして!またOさんと一緒に行動です。
サウナに行ったのですが、そこが凄かった。
完全にローカルなお店なので、地元民しかいません。日本人なんて我々だけです。
前金で料金払うと、靴を預けろと。そして、着替えに向かいますが、ロッカーにはパンツとかタオルとかありません。
私「もしや全裸ですか?」
Oさん「全裸ですよ」
おぉおーーー・・・。さすが。確かに全員全裸で普通に風呂場に入って行きます。
微妙に抵抗がありましたがそのまま入浴。なにやら黒い蜜みたいなお茶を出してくれます。
色々風呂に入って、サウナ入ったりして、あったまった頃、Oさんが一言「アレもやりましょうよ」。
あかすりです。。
相手は40がらみのオッサンです。オッサンに体中ゴシゴシこすられるのです。
いやいや、やるしかありません。

ベッドみたいなとこに横たわると、股間に一応タオルを乗せてくれます。もっとも、5分後には意味をなしませんが。オッサンは手に丹念にタオルを巻いて、私にお湯をざーっとかけてくれます。で、ゴシゴシこすりまくりです。
出るわ出るわ、スゲエ量の垢。
まあそこまでは良いんですよ、そのくらいじゃ驚きません。
問題は、さっきタオルをかけてくれた部分です。
もう、ぴらっとめくって裏までこすってくれるわけですよ。
その間、私は完全にM字開脚ですよ。
カミサン以外にこんな姿を晒したのは、生まれたとき以来じゃないでしょうか・・・。
ヤバイ事にならないよう必至で仕事のこととか考えてました・・・。

で、なんかよくわかんない粉とかミルクをかけてのマッサージと、洗髪まで含めて、終わり。
いやー、アメイジングディスカバリー・・・。


ここまでは準備段階で、この後に本来の狙いがあるわけですが、その前にちょっと休憩します。
この店は風呂の上は食べ放題の食堂みたくなってて、色々料理が並びます。
でも、さっき腹いっぱい食ったばっかり、そんなに食えませんって。
せっかくなので適当に食って、さくっと上に上がります。

で、そこはというと、メインディッシュの、タイ式マッサージ。
Oさんと一緒に個室に案内されると、すぐに小姐がやってきました。
このマッサージがまた、体が固い人にはかなりへヴィなもので。
伸ばしたり叩いたりひん曲げたりとスゴイものです。「よくテレビで観たっけなぁー」とか思いながらやってもらってました。
しきりに日本語を習おうとしたり、「ホァグーニャンホァグーニャン」と言って他の小姐を指差したりしてます。なんのこっちゃ。
おいらなにやら気に入られたらしく、みかんの皮をむいてくれたりスイカ食わせたりしてくれました。
いや、そんなにみかんの皮丁寧にむかなくていいからマッサージしてくれ・・。


そんなこんなで2日目の夜は心地よい疲れでぐっすり眠ったのでした。

今日はこの辺で。

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